エアコンクリーニング業者の選び方|優良業者を見つける8つのヒント
「エアコンクリーニング業者の選び方が分からない」「業者選びに失敗しないためには?」とお悩みではありませんか?
エアコンクリーニング業者を探す際は賠償責任保険に加入しているか、適正な料金設定かなどを確認しましょう。追加料金の有無や予約の取りやすさも一緒に調べておくと、トラブルの予防につながります。
過去には実際にトラブルに遭った方もいるため、複数の要素を見てしっかりと業者を見極めるのが重要です。
この記事では、エアコンクリーニング業者の選び方や確認すべき点を解説します。エアコンクリーニングの必要性についても触れているため、ぜひ最後までご覧ください。
エアコンクリーニング業者の選び方
エアコンクリーニング業者を選ぶときは、8つのポイントを確認して依頼すべきか判断しましょう。「〇〇に当てはまらないから悪い業者だ」というわけではありませんが、当てはまっている項目が多いほど信頼できる業者といえます。
賠償責任保険に加入しているか
賠償責任保険に加入していれば、トラブルが起きた際に必要な費用が保険から支払われます。
もし加入していない業者であれば、何かトラブルが起きても修理費用を負担してもらえない可能性があります。加入の有無が分からない場合は、問い合わせたときに直接聞いてみましょう。
ただし10年以上使用しているエアコンの場合は、修理に必要な部品がない可能性があるため基本的に保証対象外です。
適正な料金設定か
エアコンクリーニングの相場は壁掛けエアコンで8,000~12,000円、お掃除機能付きエアコンで18,000~20,000円といわれています。適正な料金設定のところを選ぶと、悪質な業者に遭遇する可能性が低くなるでしょう。
クリーニング料金が極端に安い場合は、すみずみまで洗浄してもらえなかったり、作業後に高額な追加料金を請求されたりする恐れがあります。反対に極端に高い場合は、専門知識のないお客様に対して必要以上の料金を請求しているかもしれません。
初めて依頼する方はとくに、適正な料金設定をしている業者がおすすめです。
見積もり金額が明確か
見積もり金額を明確に提示してくれるかどうかも大切な点です。「作業してみないと明確な金額は分かりません」のように伝えられる場合は、あとから追加料金を請求される可能性があります。
一般的には、汚れ具合による追加料金は発生しません。作業するうえで追加料金が発生する場合は、事前に説明されるでしょう。
会社情報や連絡先を公開しているか
エアコンの不具合は、クリーニング直後に発生するときもあれば業者が帰ったあとに発生するときもあります。相談窓口の番号や連絡先をホームページに記載している業者であれば、何か不具合が発生しても連絡が取れるため安心です。
反対に連絡が取れない業者だと、クリーニング作業後に不具合が発生しても何もできない状態になってしまいます。修理費用をすべて自分が負担しなければならない恐れがあるのです。
また、会社の所在地や代表者名などの情報が公開されていない場合は、悪質業者の可能性があるため注意してください。
技術力があるか
本来、エアコンは分解洗浄を想定して作られていません。そのため適切に分解・洗浄作業をするには技術が必要です。構造が複雑であるお掃除機能付きエアコンならば、より一層技術力と経験が問われるでしょう。
業者の技術力を判断したいときは、以下のような点を参考にしてみてください。
- ホームページに施工例や作業風景の写真を掲載しているか
- 実績が多いか
- スタッフの研修制度があるか
お掃除機能付きエアコンのクリーニングに対応しているか
お掃除機能付きエアコンに対応できる業者は比較的レベルが高いといえます。
先ほども少しお伝えした通り、お掃除機能付きエアコンは複雑な構造をしています。適切に分解するには高い技術力が必要なため、業者によってはお掃除機能付きエアコンの洗浄をお断りしているところもあるほどです。
天井埋め込みタイプや天吊りタイプなど幅広く対応できるのであれば、それほど知識の豊富な業者であると考えられます。
やり取りが丁寧か
やり取りの丁寧さにも注目してみましょう。具体的には以下のようなポイントです。
- 電話やメールの受け答えが丁寧か
- レスポンスが早いか
- こちらからの質問にも丁寧に答えてくれるか
態度が悪かったりメールの返信が遅かったりする場合は、作業当日も不誠実な対応をされる可能性があります。同じ業者であっても店舗によって差が出ることもあるため、不安な方は電話で直接問い合わせて受け答えの様子を確認してみるのがおすすめです。
マナー研修を行っている業者はレスポンスが早く、丁寧なやり取りをする傾向にあります。
口コミ・評価は良いか
口コミや評価は、実際の利用者が感じた正直な感想です。ホームページ上では分からない良い部分・悪い部分が掲載されているため、口コミサイトを見たり会社名で検索したりして業者の評判を調べてみましょう。
「個人業者だからダメ」「大手業者だから安心」とは言い切れません。
ただし、中にはあえて悪い口コミを書き込んでいる方もいます。あくまで参考程度にとどめ、これまで紹介した方法と併せて判断するのが大切です。
エアコンクリーニング業者が決まったら確認したい3つのこと
気になるエアコンクリーニング業者が絞れたら、以下の3点を確認しましょう。費用面や予約の取りやすさは、後々のトラブルを防ぐうえでも大切です。
追加でかかる費用はないか
業者によっては、エアコンクリーニング料金以外に駐車場代や出張費がかかるケースがあります。
例えばお客様の自宅に駐車スペースがない場合、近くの駐車場を利用することになります。そして、駐車料金をお客様にご負担いただくか、それとも会社側が負担するかは業者によって異なるのです。
土日・祝日だったり対応エリア外だったりする場合は追加で出張費がかかることもあります。
そのため事前に追加料金の有無を聞いておきましょう。
2台以上の依頼で割引してもらえるか
ほとんどの業者では、2台以上依頼すると割引してもらえたり1台あたりの料金が安くなったりします。自宅に複数台エアコンを設置している場合は、同時に依頼したほうがお得になるでしょう。
しかし中には割引を実施していない業者もあるため、依頼時は最終的な金額がいくらになるかをよくご確認ください。お得に依頼できるキャンペーンを開催している場合もあります。
予約が取りやすいか
予約の取りやすさも重要なポイントです。エアコンクリーニング中は基本的に自宅にいなければならない(最初と最後は立ち会いが必要)ため、予約の取りやすい業者のほうがスケジュールを合わせやすいです。
以下のような項目に当てはまる業者は、比較的予約が取りやすいといえます。
- 土日・祝日に対応している
- 店舗数が多い
- 営業時間(予約受付時間)が長い
急ぎでない場合は、閑散期である4~5月頃と9~10月頃に依頼しましょう。繁忙期である6~8月頃は、非常に予約が取りづらくなります。
悪質な業者に注意!トラブルが起きたらすぐ問い合わせよう
株式会社PLAN-Bが運営している「エラベル」が行った、エアコンクリーニングのトラブルに関する調査によると、多かったトラブル1~5位は以下のような結果になったそうです。
1位 | 周囲の家具などが汚れた |
2位 | 対応が遅かった |
3位 | スタッフの清潔感がなかった |
4位 | エアコンが壊れた |
5位 | 説明外の追加料金が発生した |
その他 |
参考:エラベル|エアコンクリーニングのトラブル・悪評まとめ!被害に遭った50名に実際のトラブルを聞きました!
実際に被害に遭った方の中には、保証を受けられなかった方もいます。
もしあなたがエアコンクリーニング後に異変を感じた場合は、気付き次第すぐに業者へ連絡しましょう。クリーニング料の返金や再作業、修理費用の負担といった対応をしてもらえます。
ただし、ほとんどの業者で設けられている保証期間は基本的に3日程度です。保証期間を過ぎると不具合が出ても保証されない可能性が高いため、洗浄後におかしい点がないか確認するのが大切です。
そもそもエアコンクリーニングって必要?自分でできないの?
「悪質なエアコンクリーニング業者もいるのなら、自分でやったほうが良いのでは?」「そもそもエアコンクリーニングって必要なの?」と感じた方もいるでしょう。
結論からいうと、定期的なエアコンクリーニングは必要です。エアコンは使用時間が長いほど内部に汚れがたまっていきます。そのまま放置していると電気代が高くなったりアレルギー症状が出たりする恐れがあるのです。
そして内部にたまった汚れをきれいに除去するには、業者に依頼して分解洗浄をしてもらう必要があります。
市販されているエアコン洗浄用のスプレーはあまりおすすめできません。汚れを落としきれず、かえってカビが繁殖する原因になることもあります。
デグースでは毎月研修を行い技術と知識の向上に努めています
エアコンクリーニング業者を選ぶときは、複数の要素を見て総合的に判断するのが大切です。悪質な業者に依頼してしまうとトラブルへと発展する恐れがあります。
作業前後はエアコンの動作状況をよく確認し、異変に気付いたら速やかに業者へ問い合わせましょう。
当社では、毎月研修を行って技術と知識の向上に努めています。作業当日、急に追加料金が発生することはないためご安心ください。エアコンクリーニングの詳細や料金については、こちらからご覧いただけます。