お掃除機能付きエアコンの見分け方|クリーニング料金も違うって本当?

お掃除機能付きエアコンの見分け方について悩んでいませんか?

お掃除機能付きエアコンと壁掛けエアコンを見分ける際は、リモコンのボタンや前面カバーを開けたときの状態、本体の厚みなどに注目しましょう。とはいっても、具体的にどこを見ればいいのか、何がどうなればお掃除機能付きといえるのかまで分からない方は多いかと思います。

そこでこの記事では、お掃除機能付きエアコンを見分ける4つの方法を説明します。壁掛けエアコンと比較した結果やクリーニング料金も紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

目次

お掃除機能付きエアコンとは?

お掃除機能付きエアコン

お掃除機能付きエアコンとは、フィルターを自動でお掃除してくれる機能を搭載したエアコンのことです。「自動掃除機能」「お掃除ロボット」など、メーカーによって少しずつ呼び方が異なります。

フィルターを掃除したときに出るホコリは、ダストボックスと呼ばれる箱に集められるか、自動的に屋外へ排出されます。ダストボックスは定期的なお手入れが必要です。

また、一部の製品にはフィンの汚れを洗い流してくれる機能も搭載しています。

お掃除機能付きエアコンの見分け方

前面カバーの開いたお掃除機能付きエアコン

お掃除機能付きエアコンかどうか見分ける方法は4つあります。自宅にあるエアコンに当てはまるかどうか確認してみましょう。

リモコンにお掃除機能のボタンがあるか

リモコンのボタンを確認したとき「手動おそうじ」「フィルターおそうじ」「おそうじ」などの表示があればお掃除機能付きエアコンです。

製品によっては、リモコンのメニューボタンを操作しなければ分からないものもあります。メニュー一覧を確認し、液晶画面に上記のような表記を見つけたらお掃除機能があるといえますよ。

手動掃除、と漢字表記になっている場合もあります。

間違えやすいのは「内部クリーン(洗浄)」「内部清浄」「内部清掃」などの表記です。これらの機能は、冷房・除湿運転後にエアコン内部を乾燥させ、カビの発生を抑制する機能です。フィルターを自動で掃除する機能ではありません。

本体に奥行き・厚みがあるか

お掃除機能付きエアコンは、本体に奥行きや厚みがあります。横から見たとき、前に張り出しているような丸みがあるのです。反対に、お掃除機能が付いていないエアコンは厚みや圧迫感がない印象を受けます。

ただしお掃除機能付きエアコンの中には、奥行きがあまりないタイプもあります。見た目だけでなく、ほかの要素もふまえて判断しましょう。

お掃除ユニットやダストボックスが付いているか

お掃除ユニットやダストボックスは、お掃除機能付きエアコンのみに搭載されているものです。そのためエアコンの前面カバーを開けて、これらがあるかを確認してみてください。

お掃除機能が付いていない場合は、前面カバーを開けるとすぐにフィルターが見えます。片手でも簡単に取り外しができる状態です。

一方でお掃除機能付きの場合は、以下のようになっています。

  • ダストボックス(横に細長い箱のようなもの)が付いている
  • お掃除ユニット(本体カバーとはまた別の機械)が付いている
  • フィルターがツマミやツメでロックされており、簡単に取り外せない

見分け方の中でも、お掃除ユニットやダストボックスの有無を確認するのが最も確実な方法です。

メーカーや型番から見分けることも可能

メーカーや型番からも、お掃除機能付きエアコンかどうか見分けられます。

本体の下面や側面を見てみると、メーカー名や型番、製造年などがズラリと記載されている箇所があります。そのメーカー名と型番を「パナソニック CS-〇〇〇〇〇〇」のように、実際に検索してみてください。

そうすると、現在お使いのエアコンに関する情報が出てきます。

業者に伝えるとお掃除機能付きかどうか調べてくれることが多いため、分からない場合は問い合わせてみるのも一つの方法です。

お掃除機能付きエアコンと壁掛けエアコンのメリット・デメリットを比較

壁掛けエアコンとフィルター

お掃除機能付きエアコンと壁掛けエアコンのメリット・デメリットをまとめたものが以下の表です。

お掃除機能付きエアコン壁掛けエアコン
メリットフィルターを自動で掃除してくれる
掃除を頻繁にできない方におすすめ
フィルターを掃除しやすい
初期費用を抑えられる
デメリット本体価格やクリーニング料金が高いこまめな掃除が必要

お掃除機能付きエアコンの最大のメリットは、フィルターを自動で掃除してくれることです。足腰が弱くて脚立作業ができない方、フィルター掃除をつい忘れてしまう方に適していますが、どうしても費用面は高くなってしまいます。

壁掛けエアコンは構造が比較的簡単なので、工事費用を抑えられます。本体価格もお掃除機能付きエアコンより安いのが嬉しいポイントです。しかし、こまめなフィルター掃除は欠かせません。

お掃除機能付きエアコンもクリーニングは必要

お掃除機能付きエアコンの分解作業

“お掃除機能付きエアコン”という名前だけ聞くと「自動で掃除してくれる分、お手入れする必要はなさそう」と感じる方もいるかも知れません。しかしお掃除機能付きエアコンもクリーニングは必要です。

その理由や、業者に依頼したときの料金相場について紹介します。

エアコンクリーニングが必要な理由

お掃除機能付きエアコンが自動で掃除するのは、基本的にフィルターのみです。内部までは掃除されないため、壁掛けエアコンと同様にエアコンクリーニングが必要です。

フィルターを掃除していても、実際にカビや汚れが多く発生するのはエアコン内部。クリーニングせずにそのまま使い続けていると、健康被害が出たり電気代が高くなったりする恐れがあります。

1~2年に1回はエアコンクリーニングを依頼し、清潔な状態を維持するのがおすすめです。

作業時間と料金相場について

お掃除機能付きエアコンは本体カバーのほかにお掃除ユニットの取り外し・分解も必要なため、どうしても作業時間が長くなってしまいます。ほとんどの場合、壁掛けエアコンの倍以上の時間がかかってしまうのです。

繊細な作業が必要であること、作業時間がかかることから、料金相場は1台につき14,000~21,000円と少し高めです。

当社では、壁掛けエアコンクリーニングの料金+7,000円でお掃除機能付きエアコンのクリーニングを行っております。こちらでは過去の施工例をいくつか紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

業者によっては依頼を断られる場合もある

業者によっては、お掃除機能付きエアコンのクリーニングを受け付けていないところもあります。壁掛けエアコンと内部構造が異なり、分解作業が難しいからです。お掃除機能付きエアコンを担当できるスタッフが限られている業者もあります。

そのためクリーニングを依頼するときは、対応してもらえるか事前の確認が必須です。

自宅のエアコンがお掃除機能付きか分からない場合はお気軽にご相談ください

作業着の男女

自宅のエアコンがお掃除機能付きかどうか見分けたいときは、リモコンのボタンやお掃除ユニット・ダストボックスの有無などを確認します。メーカーや型番を検索するのもおすすめです。

お掃除機能付きかどうかでクリーニング料金や作業時間は異なります。業者への依頼を考えている方は、必ず調べておきましょう。もし分からない場合は、電話もしくはメールからお気軽にご相談ください。

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